アメリカとの国交回復の前に素のキューバを観たくてキューバ旅行をしてみたい、そんな人も多いでしょう。でもいざ行くとなるとやっぱり心配なのがホテルです。日本とあまり馴染みのない国だけに、何から調べたらいいのか分からないかも知れません。出発前に安心できる要素は大切ですし、意外な情報もあると役に立つこともあります。格安・高級それぞれのホテルの持つ魅力を認識しながら、一番納得のいくものを選ぶといいでしょう。
キューバの高級ホテル情報
部屋にエアコンやテレビなどが完備して有料でインターネットも使える、ヨーロッパ資本(キューバとの合弁)の高級ホテルとなると、一泊100アメリカドル以上ところもあります。比較的予算に余裕がある人はキューバ旅行では快適な宿泊をするのもいいでしょう。11月から3月までハイシーズンですから料金設定が高くなります。多くの高級ホテルでは「オールインクルーシス」スタイルで、食事も全て込の料金設定になっています。
また、ホセ・マルティニ国際空港からは約20キロ圏内にあり、観光がしやすいようになっています。へミングウェイの常宿だったところなど旧市街のホテルは18,19世紀の趣のある宿泊施設が多いです。コロニアル様式・クラシカルなど歴史に浸りたい人におすすめで、料金は1万8,000円から3万前後が目安です。
2017年夏にはキューバ初のラグジュアリー5つ星ホテルもオープン予定です。7月にはアメリカとの国交が回復し、外国人観光客が一気に押し寄せて来るでしょう。外国人宿泊施設には現地の人が入れないようなので安全です。
キューバの格安ホテル情報
格安ホテルを探すならビジネス宿もあります。ユースホステルなら3,218円からで素泊まりになります。朝食は付かないものの部屋に冷蔵庫や貴重品入れがあり、フロントは24時間対応してくれます。門限もなく自由なのですが、クレジットカードが使えません。似たような感じで、1泊素泊まりで3人までOKのファミリールームがある旅館は4,201円からです。もう少し予算を上げて1泊8,500円になると、ビュッフェスタイルの朝食が付きランドリーサービスやメディカルサービスの他に通貨両替所もありますから結構便利です。
せっかくのキューバ旅行ですから、現地の人ともっと触れ合いたい人は民宿やペンションもいいでしょう。3,446円からでスタンダードダブルではシャワー・天井にファン付き・キッチン・冷蔵庫・テラス・皿洗い機があり、バーやカフェもあります。あちらでよくあるカサ・パルティクラール(民宿)は、許可を受けた施設でないと外国人を止められません。確認が必要ですが、店先にイカリを逆さにした形の看板が目印で至る所にあります。